行き先には美しき山。。。そして。。。?
何とも・・・・
前回は紀州路をダラダラと走ったので
今日は、しっかり走ろうと?
琵琶湖を中心に行き当たりで
回ってみようと。。。。
10月もまだ初旬だったので紅葉はまだないし。。。
行き先はやっぱり中々決めにくい季節か。
微妙な予報と空の早朝白々と明けるタイミングで
ボブに火を入れ、まだ大渋滞の様相を見る前の
中央大通を東に走る。
近畿道に乗り、第二京阪を北に上がる。
新しいこの高速道路は継ぎ目も少なく
快適でついつい飛ばしみになるが
赤いランプの付いているペースカーの餌食に
なりやすい道だ。
しかし、こんな早朝は唯の車も殆ど走っていない。
あっという間に京滋バイパスに入って
いつもの石山ICで降りる。
早朝の瀬田川をエイトが綺麗に水を切り滑っている。
その畔の凛とした風を感じて北の大湖に向かって飛んでく。。。
この空気が止め付きになって、どれぐらいになるんだろか。。。
せせらぎ街道の流れに乗った頃は
陽も顔を除かせる。。。
紫から茜色に変化を右に首を傾かせながら走るのが
またいい。。。
あっという間に彦根~長浜を越え湖北に。
このあたりだったか、何となく京都に抜けること思い付く。
と
晩秋の葉っぱが落ちる前の
メタセコイヤは未体験だったことに気が付く。。。
R8に突き当たり左折し、藤ヶ崎方面へK336にまた左折。
この湖畔道も短い回り道だが、好きな道だ。
またR8に戻ってきて、ちょっと走ってR303左折。
少し走ってK557に左折して
大浦の湖畔道を流す。
R161に今度は右折して北上。
K287を右折してマキノ高原へ向かう。
久々のメタセコイヤ。
まだ緑も濃い景色。
以前に来た時とは空気が違う。
あまりに気持ちよかったので、暫らくボケーっと。。。。
そのままK287のメタセコイヤを潜り抜け
適当に右折して、K56の風車街道を南下し
R303方面へ右折して、R303を西へ。
R367鯖街道をいつもと逆に南に駆けて行く。
途中K783を右折しようを思うが
標識が出てこないし、それっぽい道がない。。。
・・・・というか、見つけられない。
途中トンネル付近まで降りてしまった。
でもこの霊仙山付近の峠を上り下りのワインディングは
大好きな道なので走ってUターンして倍楽しめたので
良しとしよう。
戻って走ってゆっくり見て行くと小道があった。
K783の標識はなかったので見過ごすし
いきなりに狭小路が現れる。
かなりの暗くて狭いが、綺麗な渓谷の景色の
アップダウンクネクネ道を走って
滋賀と京都の県境を越える。
K110に右折して集落を走る。
既に藁葺きの家がチラホラ見えてくる。
途中の能見峠は果敢なあなたでないと
厳しい道かも知れないが
木々の生茂る空気の吸える道だ。
がんばって乗り切ってF38に突き当たる。
休憩エリアのトイレで小休止してすぐ走る。
F38は暫らくは二車線の綺麗な道だが
またいきなり、これでもか?の狭い道、佐々里峠が現れる。
乗り切りながら、山村道を走っていると
藁葺き屋根の集落が見えてくる。
立ち寄ってみる。
藁葺き屋根の里。。。
バイクが3台ほど来ていた。
ゆっくり見てみることにした。
何も調べてきてなかったので
何も知らないでいくと、新鮮感が違ってそれはそれで面白く感じる。
年配の方が観光バスで来ていて
写真を撮ったり、写生されたり
天気も晴れたり曇ったりで、暑くもなし寒くもなく
のんびり風景が心地いい。
レストランがあってちょうど昼を過ぎていたので
食べようと思ったが、この平日というのに
お客さんでいっぱいだった。
人気のスポットのようだ。
再びF38を走る。
途中道沿いに水車が回るカフェを発見し。。。
通り過ぎたが気になったのでUターンし
入ろうと駐車場に停める。
この時、ゴーグルシェードのアイカップパッドをしていない
ことに気付く。
ポケットにもない。
落としてしまった。。。
また慌てて藁葺き屋根の里に戻って
歩いたところを一通り探したが
やはりない。。。。こういう時って妙に疲れる。。。。
諦めて水車のカフェに戻って
何か食べようと注文。
メニューはコーヒーとジュースしのみ。。。。
なぜだかそんなにお腹も空いてなかったので
コーヒーを注文して休憩。
カフェだが店主が一人で切り盛りされていて
カラオケが置いてあったりで、外からみた趣とは
また違った、スナックっぽい中身。
こちらの湧き水で点てたコーヒーは美味しくって
こちらで営まれている鶏舎で採れた地卵のゆで卵付き。
店主さんが気を使ってくれて、カステラを出してくれた。
来られてる2名のお客さんとも話したりでアットホームな時間が過ぎていく。
二人のお客さんが帰られて暫らく。。。
エコ発電している水車の説明なんかを店主さんから聞いたり
世間話をしたり。。。。
突然。。。。
鹿肉食べるか?
と聞かれ。。。。
はい。
昨日仕留められた鹿のもも肉をいただいて
ついでにその鹿の角をセットでいただき
サドルバックに詰め込んで。。。笑
まさかお土産で鹿肉と角を持って帰ると思ってなかったので
びっくり&ビックリで。。。。
翌日にをしかと賞味させてもらった。
野性味あふれる味わいで未経験な味であった。
大変、気さくで楽しい店主さんで
また美山に行く時は必ず寄ろうと思う。
ありがとうございます。
R162に突き当たり
右折しすぐ行くと、F19に入り日吉に向かって南下していく。
ここでオーバースピード気味で左コーナー。。。
フロントブレーキはかけにくいのでリヤを踏む。
スライド。。。目の前に対向車が。。。。
追突寸前。
何とか交わしたが、スライドは止まらない。
一瞬諦めたら、タイヤのグリップが戻り
なんとか転倒を避けることができた。
対向車は心配そうに徐行してこちらを見ていた。
これはもう転倒事故したと思おうと。。。。
ぐらいに激しいスライドだった。
スピードはそんなに上がってなかったが
タイヤ交換後13,000Kmぐらい走っているので
リヤタイヤの磨耗している。
そこにタイヤ暖気不足とスリッピーな路面に
オーバースピード。。。。
等々で起こしたことであると思う。
ゆっくりペースダウンしてF19を日吉ダムに流す。
F50に突き当たり右折して日吉ダムサイトワインディングを走る。
F50は保津峡~嵯峨に降りていく道。
保津峡に入る前からかなりの林間崖道狭小路クネクネ道に入る。
陽も少し傾いてきているので余計に暗幕の道。
道状もあまり良くなく、舗装はしているけども石がたくさん転がって
ところどころがけ崩れの未補修があって非常に危ない。
保津峡駅に立ち寄って嵯峨に降り立った。
何ともF50の入口の威圧のあること。。。。
普通知らない人は通らないだろうと。。。。
来てるのはトライアル車とか。。。
とうせんぼをしているかのごとくな進入路の両サイドに
いかにも嵯峨!と趣のある茶屋と思われるお店が並ぶ。
久々に嵐山に抜け、キッチリ昼飯を食してなかったことに気付いて
食べようと思うが。。。。もうチラホラお店も仕舞いかけてたので
中村屋のコロッケ二つを頬張り、太秦など京都市街の三条の
雑踏中を流して帰路に着いた。
R1を南下し京都南IでC名神に乗り
久々に桂川PAに入って
ここでちゃんと食べる、桂川ラーメン。
腹減ってるのも手伝ってか?結構イケる。
名神吹田Jctで近畿道で東大阪北ICで降りて
いつもの中央環状~中央大通で
無事帰還した。
久々のゆっくり美しい山に抱かれて
思わぬお土産を持って
まるで狩りに行ってきたように
肉と角を戦利品に。。。。
走った距離は約450Kmと控えめだったが
中身は密度が高く濃い?
走りだったように思う。
by blue_harley
| 2010-10-24 17:46